子どもに親の気持ちを伝えよう


こんにちは。

愛されるママを増やす

心理カウンセラー

こばしりゆきこです。




私たち大人は、子どもに何かをして欲しい時

やってほしい”行動”を伝えてしまいます。




いくら言っても言っても

聞いてくれないのは、訳があります。

今日は、そんなお話です。




大人は、とくに母親の場合は、

子どもに対して、

「あなたは〇〇したほうがいい」

「おまえは〇〇でしょ」




というような、「あなた」

「おまえ」を主語にした

「YOUメッセージ」

発してることが多いように思います。





「なんであなたは、こんなに帰りが遅いの?

外真っ暗でしょ、危ないじゃない!」




こんなふうに、「あなた」を

主語にした言い方は、

相手をコントロールしよう

という意図が感じられるので、

子どもの反発を招きやすく

なりがちです。




1. Iメッセージで伝えよう

ところが、

「外、真っ暗だから大丈夫かな、って心配したわ」

と、「私」を主語にした




「Iメッセージ(アイ・メッセージ)」

伝えられると、同じことでも、受け入れやすく

なります。




なぜなら、I(主語が私)の

メッセージは、

他者が否定することのできない、

受けとめざるを得ない真実だからです。



「また散らかして! 晩ごはんまでに、ちゃんと

片づけといてよ」と言うのと





「ずいぶん散らかってるねえ、

片づけてくれるときれいになって、

ママはうれしいな」




どちらのほうが気持ちが

伝わると思いますか?




やってほしい行動を伝えるよりも、

どんな気持ちを感じるのか

伝えるほうが、子どもには

伝わりやすいのではないでしょうか。





2. 本当に伝えたいことはなんですか?



心にわいてきた感情を、

反射的にパッパッと

伝えていると、本当の気持ちは

なかなか伝わらないものです。



娘の帰りが遅くて、心配して

いるところへ、のんきに「ただいま!」と

帰ってきたのを見て、

つい「なんでこんなに遅いの!」と

言ってしまった母親は、

イライラした気持ちや、アタマにきた、

という気持ちを伝えたかったわけで

はありませんよね。





すごく心配だったんだよ、

ということを一番伝えたいはずなのに、

「もう、しょうがないわね!」という感情が先に立ち、

本当の気持ちの上にマスクを

かけてしまっているわけです。





こういう言い方だと、娘が反発して、

お互いにすれ違ってしまう結果にも

なりかねません。





「あなたのことを愛している」

「大切だと思っている」





そんな、心の奥底にある愛情や

いとおしさを伝えるためには、

今わいてきた感情をぶつけるのではなく、

ちょっと立ち止まって、

「どんな気持ちを伝えたいのだろう?」と

考えると、コミュニケーションが

うまくいきます。





<魔法の質問>

どんな気持ちを伝えたい?


#魔法の質問

#マツダミヒロ

0コメント

  • 1000 / 1000