こんにちは。
愛されるママを増やす
心理カウンセラー
こばしりゆきこです。
子育て中のママから相談された話です。
「うちの子、恐竜のことが好きになって
恐竜の名前をたくさん覚えていて、
ヒロシは、賢いね!って褒めたんです。
そうすると、さらに一生賢明覚えていて。
最初のうちは、心からすごいと思ったから
賢いね!
って言ってたんだけど、これは
もしかすると、よくないんじゃないかと
思い始めて…」
あなたは、どう思われますか?
子どもの天才性を見ると大人の私たちは
嬉しさあまりに、このママのように
”賢い”と言うと思います。
ママの素直な喜びは、悪いことでは
ないと私は思います。
褒められれば、褒められるほど子どもはママを喜ばせたくて、
全力で一生懸命覚えます。
その姿を見て、このママは、なんか違う
私の褒め方、まずいかもって思われたそうです。
ここで、気をつけなければならないのは、
”覚えたら 褒めてもらえる”
条件付けの承認になる可能性があります。
「頭いいね〜」「元々賢いんだよね」
そんな言葉で褒められたとしたら…
頭がいいとか、賢いとか、天才という
褒め方は、その子の能力や才能を褒める
ことになります。
そうすると、子どもは、能力が高いことを
褒められたと思い、
「能力が高くないといけない」
「賢くない自分は価値がない」
と間違った記憶をしてしまいます。
自分の存在価値は、能力が高いこと
だと思い込んでしまうのです。
こんなプレッシャーを抱えてしまうと
いつも賢くないといけない、能力が高くないといけないと
しんどいですよね
私たち、大人はそんなつもりで言ってなくても
私たちも子どもの時そうだったように、
間違って記憶をしてしまいます。
子どもの行動を褒める時、では
なんと言えば良いのか?
結果ではなく、過程を伝えます。
「集中して覚えるのが、すごいね」
「あきらめずに、最後までやりきったね」
「チャレンジって楽しいね」
過程を褒めてもらえると、
また次も頑張ろうとチャレンジし
小さな成功体験を積み重ねて自信に
なっていきます。
今回、このママはなんとなく
根拠はないけど、なんか自分の褒め方は
違和感があると思ったのですが、
あなたの、違和感、直感力
大切にしてくださいね。
違和感やざわざわすることは、やっぱり
自然ではないことなのです。
◆魔法の質問
「子どもを褒める時、大切に
したいことはなんですか?」
このお答えや感想、教えてくださいね〜
今日も最後までお読みいただき
ありがとうございました。
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