我慢は美徳?

こんにちは。


愛されるママを増やす

心理カウンセラー

こばしりゆきこです。



「奥さんに本当の気持ちを

言えないんです。奥さんも

気持ちではなく怒りをぶつけて

くるから僕も怒りで返す時も。笑




僕としては、奥さんが気持ちを

言ってくれた方が、響いたんです

よね… 相手のことばかり言ってる

けど、僕も正直な気持ちを言えて

ないと気づいたんです」と今日の

トークライブの冒頭の話です。




彼は、これまで正直な気持ちを

言うと、反対されてきたことや




休みの日は、

家族の時間にしたい奥様と、

自分の学びの時間にしたい彼





なかなか、本心を伝えられずに

自分の気持ちを抑えていたようです。




夫婦以外の関係でも、このパターン

ありえるのではないでしょうか?



私もよくこんな状態になっていました。

事を荒げない選択。



何度か反対されたり、否定されたりすると

本当の気持ちが言えなくなり、

我慢するか、怒りに転ずるか…




私たちは、幼少期から

遡れば赤ちゃんの時代から

生き延びるために自分を守る方法を

身につけながら育ちます。




そのため、危険をする能力は

高く、自分を守るための行為は

自然に起きることなのです。




ただ、揉め事を起こしたくないから

一歩譲って、自分が我慢することは

美談ではありません。




我慢=抑圧は、相当なエネルギーが

必要になります。




漏らすまい、本音は言うまいと

実際には思ってはいなかったと

しても、心の中はそんな状態なので

全神経を集中させて、我慢に

エネルギーを注ぎます。




そんなことが積み重なると、

どうなると思います?




そうです、エネルギー不足になり

やる気が出なかったり、

いつも悶々としていたり、

すぐにイライラしたり…

ストレスもたまります。



いいことは何一つありません。



我慢は美徳ではありません。

人には、自分の気持ちを表現する

権利(アサーション権)があります。


もちろん、相手にもあるので、

相手が怒ることも受けとめ、

あなたが怒ることや、悲しんだり

ムカついたりすることも

受けとることが必要です。





我慢せず、私は「I」を主語にして

自分の気持ちを伝えていくことが

大切なのです。




私は悲しい  私は残念に思う

私は心配になる… こんな言葉を

使うと、相手に気持ちが

伝わりますよ。




一言でもご感想、

いただけると嬉しいです。



最後までお読みいただきありがとう
ございました。

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